自然に任せる、自分の我を入れない。手助けはするけど、人間も植物も自由にさせてもらうのが一番いいですからねぇ。仁科光雄さん

福岡は糸島、伊都安蔵里から、東へ車で3分。小川が側を流れる開けた棚田に、みっちゃん自然農園はあります。みっちゃん自然農園の“みっちゃん”は夫である光雄(みつひお)さんの“ み ”なんだそうです。チャーミングなお名前♪

以前は、横浜でデザイン関係のお仕事をされてきた仁科光雄さん。奥さんの優子さんも、飲食店勤務を経てオフィスワークをされていたとのこと。そんなご夫妻は、もともと " 自然農 " の魅力や生き方に共感する想いが強く、一昨年、自然農法家の松尾靖子さんのところで自然農研修に参加されました。そして、遂に、糸島に移住を決め、農業での起業に至ったのだそうです。

福岡糸島自然農農家の仁科光雄さんご夫妻

いつも二人仲良く安蔵里に出荷されているのが印象的な仁科さんご夫妻。

「農業は、10年前くらい前からやりたかったんです。デスクワークの中で自分を見つめるより 土をいじったり、自然の中に身を置くのは人として自然なことだと思いまして…。」と爽やかな笑顔で話してくださる"仁科光雄"さん。

しかしなぜ、自然農でお野菜を作ろうとおもったのですか?(安蔵里:濱口)

「農業でも、農薬を使ったり、肥料を使ったり、利益を追求することももちろん大切と思います。だけど、以前から、そういったスタイルに私は疑問をいだいていました。自然農は、とてもシンプルなんです。今ここにあるものを受け入れ(持ち込まず、持ち出さない。)手作業でやっていけるので、気持ちよく生きていくことが出来るのです。」

「草の中に野菜が一緒に居る姿がとても好きなんですよね。自分がその場にいて気持ちが良いし、出来た野菜もすごくおいしい。私はくいしん坊なので、だから自然農で作っているんです。」

福岡糸島自然農みっちゃん農園の唐辛子

現在、みっちゃん自然農園では、

なす , 四角豆 , サトイモ , 玉葱 , 唐辛子 , シシトウ , ツルミドリ , 白菜 , レタス , 人参 , ニンニク , 春菊 , 小松菜 , ズッキーニ などなどを育てているそうです。

よほどおいしかったのでしょう、仁科光雄さんは満面の笑みで、「今年の夏は、畑で出来た自然農野菜トマトでトマトソースをつくったんですがとても絶品でした!」と語ってくださいました。

私が農園を訪れていた時には、おいしそうな「唐辛子」が生っていたので、それでペペロンチーノなんて、、、あ〜想像しただけでおいしそうです。

仁科ご夫妻の福岡糸島自然農を通じたお野菜作りのこだわりは?? 福岡糸島自然農農園風景

「自然に任せ、自分の我を入れない。」

「頑張ってねとかも思わない。手助けはするけど、人も植物も自由にさせてもらうのが一番いいですからねぇ。植物にも、本人の意思がありますので…。」(光雄さん)

「人には、この地球を維持管理してゆく役目があると思うんですよね。今は自然の輪の中からはみ出してしまっているけれど、その輪の中に戻れるはずなんです。それを思い出させてくれるのが自然農ですね。」(優子さん)

"自然"を様々な角度から意識し、自然との共存を目指すこだわり。とても仁科さん夫妻らしいです。白糸の滝の水が流れる小川の近くに"みっちゃん農園"を開墾されたのもそのこだわりからでしょう。

白糸の滝の下流にあるみっちゃん自然農農園

《 安心安全は普通のこと、ありのままの“おいしい”を伝えていきたい。》

白糸の滝の水と綺麗でおいしい空気の中で、何より自由意思を尊重されたお野菜たちを是非ご賞味ください。

仁科さんご夫妻、ありがとうございました。
(安蔵里:濱口)

名前:仁科 光雄(40才・糸島市在住)
主な栽培方法:自然農
就農歴:2年
産地:福岡県糸島市

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